悪夢を見るとき
寝ているときに夢はみますか?
悪夢が多かったり
起きたときにつかれるほどの夢を見続けているとしたら
それは体からのSOS
東洋医学では「多夢」といい、不調と関りがあると考えます。
考えられる身体の状態は脾心両虚
「脾」が血を生成し、「心」が血を運行しているのですが
両者が元気がなく、血の生成が足りず、身体に巡らせることができない状態
であるといえます。(つまり血が足りない!!)
「心」は感情や意識のコントロールをする臓器ゆえ
「心」が疲弊すると精神が乱れ、情緒不安定になるのです。
つまり
血の生成がたりず(血虚)
心に必要な血が足りていない(心血虚)が
多夢の原因であると考えます。
心血虚の状態は多夢だけでなく
眠りが浅い、不眠などの睡眠障害や
焦燥感、ビクッとしやすくなったり
動悸、立ちくらみ、のぼせ
舌の痛み、しゃべりにくさなどの症状に現れることもあります。
では多夢の原因となる「心」の負担を減らすにはどうしたらいいのでしょう
*心の疲弊の原因となるストレスを減らす
*血の巡りをよくする
冷やさない、適度な運動
*睡眠をしっかりとる
また血を生成してくれる脾のことも忘れてはいけません。
*暴飲暴食、脾に負担をかける食事を避ける(油もの、甘いもの、生もの)
*水分のとり方に注意する(水の飲みすぎNG)
*朝食をとる
なにをやっても変わらない
寝るたびに疲れが取れない、寝るのが怖い
「多夢」でお悩みの方、鍼灸治療をためしてみませんか?