腎機能改善計画 ~腎臓と腎のはたらき~
前回、健康診断で腎機能の低下がみられたことをお話ししましたが
このままなにもせずに6か月後の再検査をうけるなんてことはありえません!!
自身の身体と向き合い、今できることを考えてみようと思います。
まず今日は腎臓の働きと東洋医学でとらえている「腎」について学びなおしてみます。
腎臓といえば腰の上あたり背骨を挟んで左右にひとつづつある臓器ですが
血液をろ過して、身体の中にたまった老廃物(水分、塩分)を尿と一緒に身体から
だしてくれる働きをしてくれています。
つまり腎機能が低下するということは、この老廃物がうまく排出できなくなったり
逆に、身体に必要なものまで排出してしまうことで
体内の環境に不具合(体内の水分量、イオンバランス)がでてしまうみたいですね。
さらに調べてみると
骨を強くするビタミンDというホルモンや
赤血球をつくるホルモンや血圧を調整するホルモンの分泌にも関わっているので
骨を丈夫にしたり、血圧のコントロールも腎臓の働きによるものなので
腎機能が低下すると骨が脆くなったり、血圧が上がったり、貧血になる
という症状もでてくると・・・。
ほぅ。
改めて書いてみると、腎臓めっちゃ働き者ですね。
東洋医学でとらえている「腎」との働きも当たり前ですが共通点が多いように思います。
東洋医学でとらえている「腎」といえば
*精(エネルギー)の保管
*全身の水分代謝
*体をあたためる
腎の機能が落ちるということは
腎精(腎のエネルギー)が不足しているということで
生命活動が弱まり、老化の進行を促進(足腰の衰え、物忘れ、骨が脆くなる)
水分代謝が滞ることで尿トラブル、むくみが起きやすくなります。
また腎の状態は耳や歯とつながっているので
難聴や歯がもろくなる等の影響がでてきます。
身体が冷えやすい
耳鳴りやめまい
月経トラブル
妊娠しづらい身体
このような症状・問題も腎機能の低下によるものと考えられます。
私自身に自覚症状があったのかと思い返してみると
思い当たることといえば
尿トラブル。頻尿気味なことがありましたね。
膀胱炎もこの冬に何回かなりかけました。
物忘れについても自覚あります。。
ちょっとした変化(不具合)
ってなんとなく見過ごしてしまうものですね。
上記の症状をみて、思い当たることはありませんか?
皆様にとってもご自身のお身体と向き合うきっかけしてくださいね。