からだ乾燥注意報・潤う体づくり
4月に入ってからお体が乾燥している方が増えています。
乾燥といえばお肌のことを思い浮かべるかもしれませんが
乾燥するのは外側だけではありません。体の内側も乾燥するんです。
今日は体の内側の乾燥のお話です。
皆さまにはこんな自覚はありませんか?
*皮膚が乾燥してかゆい
*唇や髪の乾燥が気になる
*便がコロコロ
*手足がほてる
*寝汗をかく
*めまいやのぼせるときがある
*ドライアイ(目がかすむ)
*口内炎
思い当たる症状が1~2個以上ある方
体の内側の潤いが不足し、乾燥しています!!!
ではなぜ体の内側が乾燥してしまうのでしょう。
お仕事などの理由で行きたいときにトイレに行けない
生活が夜型になっている
忙しく過労気味・ストレス過多
思い当たりませんか?!
このような日々を続けていると
気の流れが滞り、体の中の潤い(水)が不足し
余分な熱がこもり始めてしまいます。
このような状態のことを東洋医学では陰虚というのですが
体の内側の乾燥(陰虚)をほっておくと、こもった熱がさらに大きくなり
ほてりやのぼせが強くでたり
頭痛や肩こりの症状がひどくなります。
メンタルの面にも影響があり
イライラしたり怒りやすくなったり
逆に不安や憂鬱な気持ちが強く出たりということもあります。
さらには加齢をすすめてしまいます。。
陰虚の状態を改善するには、まずは生活習慣の見直しです。
夜型生活を改善・夜更かし厳禁!!
夜は23時には横になり、0時までには寝るようにしましょう。
また体の中の潤いが足りないからと
水をたくさん飲むのはNG!
水の摂りすぎは、胃腸に負担をかけて逆効果になることもあります。
うるおい(水)を生み出してくれる食材を摂りましょう。
白菜・小松菜・きゅうり・大根・トマト・レンコン
豚肉・卵・乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)
ほてりやのぼせが強く
目の充血しているなど、こもった熱が助長しはじめてしまったら
熱をさます作用の高い食材
ほうれん草・ハト麦・こんにゃく・セロリ・たけのこ
なす・バナナ・もやし・あさり・春雨・・・などがおすすめです。
また、陰虚のときに唐辛子や生姜など
からだをあたためる作用の強い食材はNGなので
スパイスの効いたカレーやキムチなどは控えてくださいね。
生活を見直し、お肌も体の内側も潤わせましょう。
意識して生活してみても体調が改善しないときには
ぜひご相談にいらしてください。